大英寺(長野市)こげつさん
真田信之の妻小松姫の菩提寺・大英寺皓月山大英寺は松代藩の初代藩主真田信之が、その妻小松姫の菩提を弔うために建立しました。
小松姫は徳川家の重臣本多忠勝の娘で、徳川家康の養女として信之に嫁ぎました。小松姫の戒名は大連院英譽皓月大禅定尼で、お寺の名前もこの戒名からきています。
小松姫が亡くなったのは信之が上田城主であった時のことで、最初は常福寺(現在の芳泉寺)に葬られました。元和8年に信之
が松城(現在の松代)に移封されたので、大連院殿の上田にあったお霊屋と鐘楼を運んで建て直しました。このお霊屋が現在の本堂です。