菩提寺

山号は小菅山。桜本坊。元隆寺別当大聖院の堂舎。享保年間に法印俊栄によって中興開基されたと伝えられる、真言宗寺院。神仏分離以後、大聖院別当は神職となり、仏教に関する什器は菩提院に移されている。信濃三十三箇所霊場第十九番札所。

馬頭観音様
 馬頭観音は怒りの憤怒の形相で表され、馬頭明王と呼ばれることもある。怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、
馬が絶えず草を食むように、一切の煩悩を食べ尽くかのごとく衆生を救済されます。
その姿は忿怒形で体は肉赤色、頭上に馬を頂きます。日本の民間信仰では「馬頭」というところから、牛馬や家畜の守り本尊、または五穀豊穣や道中安全の仏として信仰されます。お参りされる際には、馬頭観音の真言「オン アミリトドハンバ ウン ハッタ」あるいは「南無馬頭観世音菩薩」を三遍または七遍・二十一遍お唱えします。